抜型、刃型、火造り型、スウェーデン鋼型、ビク型、トムソン型、三次元ノコ刃型、トリム型、受け板、金型、マスキング治具、機械加工、専用機、裁断機の設計、製作、修理、販売。株式会社オザワン

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1社1技術認定「三次元ノコ刃」

今回は真空成形同時トリム型の裁断工程をお見せします。

まずワークをセットする下型をアルミで製作(彫刻)します。
アルミを選択する理由は刃先とのクリアランス、彫刻のしやすさ等を考慮しています。

真空成形同時トリム型の裁断工程(1)

よく見ると形状の周りに溝ができているのが分かりますか?
このスキマ溝にノコ刃が「グサッ!!」と入るわけです。
こうすることで刃に突き当てる受け板を必要としませんので、スムーズな生産をお約束するというわけです。
では芯材をセットします。

真空成形同時トリム型の裁断工程(2)

更に1枚のウレタンシートを載せて、下から吸引を掛けます。
成形すると同時に、上型のノコ刃がプレスをかけます。

真空成形同時トリム型の裁断工程(3)

写真見づらいですが、刃先先端はギザギザです。
もしこれが平刃だとグサッと入らず、表皮を引っ張ってしまい、切れる切れないの始末です。
三次元ノコ刃って良く考えられているんですね。
裁断後はこんな感じ。

真空成形同時トリム型の裁断工程(4)

よく切れてますね。
切り口がジョリジョリとしていて、あまり綺麗ではありませんが、巻き込んでしまうところなので問題ありません。
オザワンの40年の歴史が生んだ必殺トリム!!
いい仕事しますね〜。